ビジネスマナー×スーツ
リクルートスーツ(就活スーツ)とは?ビジネススーツとの違いや着こなし方は?男女別の選び方も

リクルートスーツとは?


< 目次 > -クリックすると各内容へ飛びます-
1. 就活で使うリクルートスーツとビジネススーツの違い
2. 就活にビジネススーツはNG?
3. リクルートスーツ(就活スーツ)の着こなし方(メンズ)
4. リクルートスーツ(就活スーツ)の着こなし方(レディース)
5. 就活で使うリクルートスーツの選び方 スーツの色や生地について
6. 就活で使うリクルートスーツの選び方 その他、アイテムの選び方(男性編)
6-1. 就活で使うリクルートスーツに合わせるインナー
6-2. 就活で使うリクルートスーツに合わせるネクタイ
6-3. 就活で使うリクルートスーツに合わせる靴・靴下
6-4. 就活で使うリクルートスーツに合わせるコート・小物
7. 就活で使うリクルートスーツの選び方 その他、アイテムの選び方(女性編)
7-1. 就活で使うリクルートスーツに合わせるインナー
7-2. 就活で使うリクルートスーツに合わせる靴
7-3. 就活で使うリクルートスーツに合わせるコート・小物
8. 卒業式や結婚式など就活以外の着用について
リクルートスーツとビジネススーツの違い

■分かりやすくいうと着用の目的が違います■
リクルートスーツは、主に就職活動に着るモノとなり、ある程度は着る期間が決まっています。その為、学生らしさ、フレッシュさをアピールできるスーツの位置づけとなります。

①スーツの生地(素材)


社会人になると、毎日のように着用することになるビジネススーツ。3着あるとスーツの着回しがスムーズです。その事を踏まえて、リクルートスーツを選ぶ時は、入社後も使えるように耐久性のあるスーツ生地がオススメ。

②価格
スーツの価格帯は、数千円から10万円以上まで幅広く、使用されている素材や仕立てによって大きく異なります。特にリクルートスーツの平均価格は2~3万円程度で、通常のビジネススーツより手頃な価格で販売されています。先ほども説明したように、高価で丈夫な生地は基本的には使われいないので、ビジネススーツと比較すると低価格なものが多いです。
また、一般的な量販店のリクルートスーツは濃いブラックの色合いが特徴的ですが、社会人になるとビジネスシーンで着用されることはほとんどなくなります。そのようなリクルートスーツを着用すると極端に若く(青く)見られてしまう可能性があるため、入社後は着用が避けられることがほとんどです。コストパフォーマンスを考慮するのであれば、最初からダークネイビーやチャコールグレーのビジネススーツがおすすめです。
③色やデザイン
リクルートスーツとビジネススーツは、選べる色やデザインが異なります。リクルートスーツは一般的にブラック、ダークネイビー、チャコールグレーなどの無地が主流です。就活時には個性を出しすぎないよう気をつける必要があり、どの会社や業界でも通用するよう、無難な色柄を選ぶ傾向が強いです。
一方で、ビジネススーツは近年、ビジネスカジュアルの浸透により自由度が高まっています。この影響から、スーツ専門店でもビジネス用のスーツとして、ブラウンやブルーグレーなどのカラー、千鳥格子やチェックなどの柄が多く販売されています。業種や社内の規定によって異なりますが、マナーを守れば好みの色柄を選ぶことができます。
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【就活でありがちなリクルートスーツのトラブル】
<スーツのシワ対策>
就活中は、スーツを着用したまま長時間の移動、電車・バスなど交通手段を駆使し会場まで行く機会が多くなります。スーツのシワは、日常の何気ない行動(階段の上り下り、座る立つ、歩く)などもシワの原因になります。面接などの前日に、スーツに着替えられる場所を調べ、私服で移動するのがオススメです。
<急な天気の変化>
当日の天気は、服装にも気をつけておきたい。スーツの生地が雨に濡れると、シワが残りやすく型崩れの原因になります。また、雨に濡れたスーツで面接を受けると、相手へ与える印象も悪くなってしまいます。よく就活時の持ち物チェックリストでも含まれているように“折りたたみの傘”を常に持っていると良いでしょう。面接会場によっては、傘の置き場に困りあたふたしたり、雨が止んでいると忘れてしまう場合も防げます。
就活にビジネススーツはNG?
結論から言いますと、リクルートスーツはNGではありません。そもそも、「ビジネススーツ」と「リクルートスーツ」には明確な違いがありません。スーツ販売店が就活生向けに手頃な価格のスーツを宣伝する際に、「リクルートスーツ」というキャッチフレーズを用いて、商品を特定化したとされています。
そのため、安価で質の高くないリクルートスーツを買うよりも、最初から就職後も使えるビジネススーツにした方が圧倒的にコスパがいいと言えます。ただし、ビジネススーツの中には就活向きでない色柄も存在するため、選ぶ際には事前の知識が必要です。下で「リクルートスーツの選び方」について、スーツの色や生地について解説していますので、そちらを参考にしていただければと思います。
リクルートスーツ(就活スーツ)の着こなし方(メンズ)
<Point.1> ボタンは一つ掛けが基本!

<Point.2> ワイシャツとジャケットのバランスで綺麗に

<Point.3> 意外と知らない!ネクタイの幅と長さ

<Point.4> 全体のサイズ感とパンツの裾丈の長さ

リクルートスーツ(就活スーツ)の着こなし方(レディース)
<Point.1> ボタンの留め方!

<Point.2> シャツ(ブラウス)とジャケットのバランス!


<Point.3> タイツ(ストッキング)の色に気を付ける!

<Point.4> スカートの長さとパンツ裾丈の長さ

▼▼▼女性用のリクルートスーツについて詳しく知りたい方はこちらもチェックしてみてください。
■ 関連ページ:
レディースリクルートスーツ・就活スーツのおすすめ人気ランキング~好印象を与えられる着こなしを紹介~
■関連ページ:
【2023】レディースリクルートスーツの人気ランキング!就活の必須アイテムも紹介
就活で使うリクルートスーツの選び方
スーツの色や生地について
リクルートスーツを選ぶ時に気になるのが “スーツの色” 。就活シーンなどでは、相手側(企業)の立場にたって選ぶことが大切です。ここでの印象が悪くなってしまうと今後の流れにも影響してしまう可能性が高くなってしまいます。ここでは、メンズとレディースに分けてスーツの色を見ていきます。
メンズリクルートスーツの色について
メンズスーツの色は、ブラック、ネイビー、グレーの3色が定番となります。最近ではビジネスシーンに着る方が増えている、ブルーやブラウン、ライトグレーなどの明るい色はNGとなります。活動の場で、周りと同じ色を優先で考えたい方は、“ブラック”が無難です。誠実や真面目な印象を与えられる“ネイビー”は爽やかな印象を与え年齢問わず人気です。“グレー”を選ぶ場合は、チャコールグレーがオススメ。落ち着きがあり知的な印象を与えられます。
特に、シンプルなブラックの無地は、就活中はもちろんフォーマルなシーンにも着用できます。ただ、社会人になってから長く着用できる色柄としてオススメなのは、ダークネイビーやチャコールグレーです。シャドーストライプのスーツも問題なく着用できます。
生地の選び方で気をつけたいのが、艶・光沢感のあるスーツ。また、ラインのハッキリしたストライプ柄などは、少しカジュアルな印象を与えるため避けるようにしましょう。ファッション・アパレル業界などでは、少し明るめの色や柄物でも良いことが多いです。※企業によっては個性を認める場合もありますが、面接時の服装などは事前にチェックしておきましょう。
レディースリクルートスーツの色について
レディーススーツの色は、基本的にはメンズと同じように、ブラック、ネイビー、グレーが定番となります。最も無難かつフォーマルなブラックがオススメですが、ネイビーを選ぶのも良いでしょう。理由は、清潔感があり爽やか、就活後、社会人になっても使え長く愛用できます。ネイビーを選ぶ際に避けたいのが、成人式で使ったツヤツヤした光沢のあるスーツ。自己主張が強めなので、就職活動時は避けましょう。
リクルートスーツは、普段のオシャレとは全く別物です。柄モノは取り入れたい時は、シャドーストライプなど無地に近いモノでも良いかも知れません。この時、艶や光沢をおさえられた生地を選びたい。
リクルートスーツに必要な機能

●ストレッチ性・・・歩き回ることの多い方にオススメ動きやすくなり快適な着心地に。
●防シワ性・・・長時間座っていると、シワができやすくなり、だらしない印象を与えてしまいます。出来るだけシワを抑え、見た目を良くすることができます。
●消臭・防臭機能・・・ニオイの原因となる汗は夏場以外でもかきやすいです、また雨の多い時期には、湿気がたまりやすくなります。そんな時に消臭・防臭機能が役立ちます。
リクルートスーツは2着揃えておくと便利
リクルートスーツは、清潔感を維持し、汚れやニオイを防ぐために最低でも2着用意しておくと便利です。特に毎日のようにOB訪問や説明会、面接などで企業を訪れる機会が多い方や、遠方から連泊して就職活動を行う方にとっては、必要不可欠。清潔感が欠けると、面接の際に不利な印象を与えかねないため、複数のスーツを用意しておくことが重要です。
就活で使うリクルートスーツの選び方
その他、アイテムの選び方(男性編)
【1】インナー

インナーのシャツのデザインは、「Vネック」「Uネック」、タンクトップはNGとなります。特に夏場の暑い時期は、伸縮性・消臭機能に優れたシャツなど快適な着心地を楽しめるモノを選ぶのがオススメです。
【2】ネクタイ
リクルートスーツに合わせるネクタイは、無地(ソリッド)・ストライプ(レジメンタル)・小紋柄。なるべくオーソドックスな柄で安心感を与えるような色柄がオススメ。スーツとネクタイの組み合わせは、その人の印象を表す場所になるため大切です。
ビジネスシーンでも同じですが、紫やピンクなどの明るい色・季節感のない色は印象が悪くなってしまいます。また、柄ではストライプの間隔が広いモノ、高級感のあるペイズリーやポップな柄は避けるようにしましょう。
【3】靴・靴下

靴を選ぶ時は、当日と同じ靴下を準備し試し履きをすることをオススメします。靴下は、スーツ用の黒・紺色の無地を選び、私服で履くカジュアルな靴下を避けるようにしましょう。TPOに合わせた着こなしを意識することで、スーツの装いも自然と身についていきます。
【4】コート・小物(バッグ)
インターシップからはじまり説明会などが行われ内定までの期間が、だいたい6月から次の年の8月となり寒い時期もあります。リクルートスーツに合わせるコートは、黒(ブラック)・ネイビー(紺)・ダーク系(チャコールグレー)といったビジネスシーンにも羽織れるシンプルな色がオススメです。カジュアルなダッフル・ダウンコートなどはNGとなります。

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~暑い時期のリクルートスーツスタイル~
就職活動のピークとなる夏場、クールビズ期間中でもリクルートスーツのジャケットは着用するのがマナーとなります。インナーのワイシャツ、ジャケットを脱ぐ場合のことを考え、長袖のシャツを着用。半袖のシャツはNGです。ジャケットは、腕にかけて持ち歩き、ジャケットにシワが付かないようにしましょう。
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~リクルートスーツに合わせるバッグ~
シンプルな黒のブリーフバッグが定番です。企業を訪れた時に必要な履歴書やパンフレットを折り負けずに収納できるサイズがオススメです。
就活で使うリクルートスーツの選び方
その他、アイテムの選び方(女性編)
【1】インナー
リクルートスーツに合わせるインナーは、ワイシャツやブラウスが一般的となります。襟の形は、定番のレギュラーカラー・スキッパーカラーがオススメ。色は “白の無地”、女性の場合は “淡い色” なども最適。ワイシャツ(ブラウス)の下に着るインナーは、キャミソールやタンクトップなどのアイテムを選びたい。色は、白や肌色のインナーで目立たないモノをがオススメ。柄がモノはNGとなります。
【2】靴
リクルートスーツに合わせる靴(シューズ)は、就活用のパンプス。デザインは、シンプルなモノで革素材の黒。メンズと同様に装飾がついたデザインは避ける。ヒールの高さは控えめに着脱のしやすく歩きやすいものを選ぶと良いでしょう。長時間歩きまわることを想定して自分の足に合ったパンプスで臨みたい。
【3】コート
リクルートスーツに合わせるコートは、シンプルなチェスターコートや、女性を含め、ビジネス用として多く着用されているトレンチコートが一般的です。ダウンやファー付きなど、カジュアルなコートはNGとなります。色は、ベージュや黒など、派手なイメージを避けれる色合いが基本です。着脱が多くなることを想定して、防シワ加工・撥水加工など、機能性に優れたコートを持っておくと便利です。
【4】小物(バッグ)
就活用のバッグは、シンプルな黒のバッグを選びたい。企業を訪れた時に必要な履歴書やパンフレットを折り負けずに収納できるサイズがオススメです。床に置いた時に自立し倒れないものがあると便利です。
卒業式や結婚式など就活以外の着用について
▲(左)卒業式のチャコールグレースーツ(右)結婚式のダークネイビースーツ▲
リクルートスーツは、就職活動以外のシーンでも着用が出来ます。もし、卒業式や結婚式での着用も考えているのであれば「ダークネイビー」や「チャコールグレー」がおすすめです。ブラックでも問題ないのですが、華やかさに欠ける可能性があります。卒業式や結婚式などでは、ベストや、ネクタイ、ポケットチーフなどのアイテムで工夫することによって、リクルートスーツでも華やかな着こなしが出来ます。また、一般の弔問客としてお通夜であれば、リクルートスーツでも着用出来ます。結婚式や、お通夜の着こなしに関してはマナーがあるため、きちんと調べておく必要があります。
▼▼▼結婚式や弔い事のマナーを知りたい方はこちらもチェックしてみてください。
■ メンズ関連ページ:
結婚式スーツの着こなしマナーは?ケース別や年代別にプロが解説!
礼服と喪服の違い《男性編》スーツの着こなし方・マナーなどを徹底解説!
■ レディース関連ページ:
結婚式は女性でもスーツOK?今どきの結婚式服装ルールを徹底解説!
女性のフォーマル(礼服・喪服)のマナーを紹介 ~お葬式・お通夜で着るスーツ
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