お手入れ・豆知識
シワなし簡単なスーツのたたみ方を写真&動画で解説!スーツの寿命が延びる収納術も紹介

スーツの保管・収納が大切なわけとは?
ビジネスマンに欠かせないスーツ。品質の良いスーツでも、着用後は汚れやホコリ、シワはつきもの。特に「お気に入りのスーツ」は、綺麗な状態で長く着用し続けたいですよね。スーツは消耗品と言われていますが、日々のお手入れや、収納の仕方で、スーツの寿命を大きく伸ばすことができます。



< 目次 > -クリックすると各内容へ飛びます-
1. スーツのたたみ方の手順とポイント
1-1. ジャケットのたたみ方
1-2. スラックスのたたみ方
2. 動画で見るスーツの持ち運び方(たたみ方)
3. スーツの収納方法4つのポイント!
3-1. 【1】収納前のお手入れ方法
3-2. 【2】ハンガーの選び方
3-3. 【3】湿気・防虫剤の設置
3-4. 【4】クリーニング後の注意点
4. 一般的なスーツの寿命とは?
5. スーツの寿命を延ばす方法とは
6. スーツの収納場所で気を付けたいこと
7. 季節別で見るスーツ生地の保管方法
スーツのたたみ方の手順とポイント!
~スーツのジャケットのたたみ方~
基本的には、スーツ用のガーメントバックの使用がおすすめなのですが、出張時など、出来るだけ荷物を少なくまとめたい場合には、スーツのたたみ方が大切になってきます。スーツの収納方法などで気を付けたいことは上記で紹介してきましたので、ここでは、スーツ(ジャケット&スラックス)のたたみ方のポイントを紹介。
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① ジャケットのボタンをとめ、裏返しにします。
② ジャケットの肩幅の真ん中くらいに折る(左右それぞれ)

③ 袖の付け根部分から②で折った折り目と平行になるように折る(左右それぞれ)

~スーツのスラックスのたたみ方~
先程のジャケットの手順の流れから、スラックスをたたみ、ジャケットに入れる方法を見ていきます。
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① スーツのパンツを折る

② ジャケットの上に、パンツをのせる
③ ジャケットの裾から持ち上げ、パンツを包み込むように二つ折りにする

④ 最後にひっくり返して終了

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~覚えておきたいスーツのしまい方~
たたんだ後は、スーツケースにしまう方が多いのではないでしょうか。圧縮袋に入れる際は、空気を抜かずにしっかりとしめることで、中に残っている空気がクッションとなります。また、スーツケースの収納場所は他の荷物に潰されにくい持ちてに近い場所に入れると良いでしょう。

動画で見るスーツの持ち運び方(たたみ方)
▼ジッパー付の袋を使用した持ち運び方:
シワにならず、スッキリとコンパクトにまとめられるので、2着以上必要な場合は特にオススメです。
▼ローリングコンパクト方式での持ち運び方:
こちらはの方法は丸める方法なので、スーツの生地や素材には十分に注意しておきましょう。
▼スーツケースに収める場合の持ち運び方:
旅行時にはスーツ用のガーメントケースを使うのが理想的ですが、スーツケースに収めて運ばなくていけない場合もあります。スーツケースの中では圧力がかかりますのでタオルやTシャツで詰め物をします。また丸めて収納することで折りジワを防ぎます。
出張時などのスーツのたたみ方や持ち運び方
出先でのスーツの着用が多い方は、たたみ方や持ち運び方の参考にどうぞ。基本的に、出張先や宿泊先などについたらすぐにハンガーにかけるようにしておきましょう。

◇たたみ方・持ち運び方法のポイントとは?◇
スーツの持ち運び方には、主に、スーツ用のガーメントバックを使用する方法(ハンガー付きタイプが多くシワになりにくい)圧縮袋などを使用する方法(少しシワになりやすい)の2つがあります。

スーツの収納方法4つのポイント!
【1】収納前のお手入れ方法
まずはじめに、実際にスーツを収納するときにはどのようなことに注意したら良いのか、4つのポイントで見ていきます。
見た目からは分かりにくいのですが、生地の中にはホコリが付いてきます、このホコリをブラッシングしておかないとカビや虫食いの原因になります。普段からスーツの着用後は、ブラッシングをして収納することを心掛けておきましょう。

<ブラッシングの手順>
①まずは、ポケットの中身を出す。
②ホコリやチリが溜まりやすい肩から行い、上から下へ流れるように。
③ラペルの裏側やポケットの縫い目も行う(時間に余裕がある時でも可)
④スラックス(パンツ)は、汚れやすい裾と股の部分を重点的に。

ブラッシング後は、ジャケットとスラックスを別々に収納するのがポイントです!よくハンガーの数が少なく、ひとまとめにしがちですが、一緒に収納してしまうと折り目がついてしまい、はいた時のシルエットが綺麗に見えなくなってしまいます。
▽▽▽スーツのシワが気になる方はこちらもチェックしてみてください。
■ 関連ページ:
気になるスーツのシワを軽減!~シワ取りのコツとシワに強い生地~
【2】ハンガーの選び方
最近では、様々なシルエットの服があり、ハンガーの種類も豊富にあります。スーツを収納する際に使用するハンガーにも気を付けておきましょう。【1】のポイントでも説明したように、ジャケットとスラックスは別々での収納がオススメとなります。
<ジャケットにオススメのハンガー>
ポイントは、肩のラインに合った肉厚で丸みのある木製のハンガーがオススメ。厚めのハンガーは、掛けた時にスーツの間に適度な隙間が生まれ、通気性が良くなり湿気の発生を抑える効果がります。また、木製のハンガーは防湿効果があります。

<スラックスにオススメのハンガー>
ポイントは、裾を挟んで吊るすデザインのハンガーがオススメ。ジャケットと同様に、着用している時のシルエットを考えると良いでしょう。裾から吊るすことでシワが伸び、湿気も溜まりにくい状態がキープされます。形が合っていればプラスチックのモノでも良いのですが、お気に入りのスーツのためだと思い、少し高級感のある木製ハンガーでも良いでしょう。

▽▽▽グローバルスタイルのハンガーについて気になる方はこちらもチェックしてみてください。
■ 関連ページ:
グローバルスタイル・オリジナルハンガー
【3】湿気・防虫剤の設置
スーツの傷みの状態で一番ショッキングなのが、虫食い。クローゼットの中に、虫が住み着いていることも確定されてしまいます!基本的に湿気取りは、切らさず置いておくのが良いでしょう。
<衣類害虫が活動しやすい条件とは?>
①温度・・・気温15~25度。30度を超えると活動が鈍くなる。
②湿度・・・湿度60%以上のジメジメした場所
③栄養・・・繊維やタンパク質を食べ、ホコリもよく食べる。

湿気対策を行いながら、極力衣類害虫が住みやすい環境を防ぐことが大切です。防虫剤は、害虫をよりつかせなくさせたり、虫の食欲を減退させる効果があります。防虫剤にも「クローゼット用」「ウォークインクローゼット用」「洋服ダンス用」などがあり、シーン別に合わせて選ぶと良いでしょう。

【4】クリーニング後の注意点
最後に、お手入れの時間がなく、クリーニングを利用している方に参考にしてもらいたい収納方法。

<収納時に気をつけたいこと>
クリーニング後についているビニール袋がついている状態は通気性が悪い状態となります、そのため、保管したい場合は一度外し、風通しの良い部屋で陰干しし、湿気をとるようにすると、より良い状態で保管しておくことができます。

一般的なスーツの寿命とは?
一般的なスーツの寿命は、夏モノのスーツで3年、冬モノのスーツで4年と言われています。この数字は、法律で耐用年数として定められている期間で1つの目安となります。(参照元:https://www.o-sentaku.net/)毎日のお手入れをしっかり行い、スーツをローテーション(3着程度)で着回すことで、5年以上着ることができます。


スーツの寿命を延ばす方法とは
毎日のように着るスーツは、一度着ただけでも湿気がたまります。湿気の原因は、着る人の汗。ウール素材は、湿気を自然と外へ逃がす性質があります。その為、一日着たスーツは風通しの良いところで、2,3日休ませることが必要です。スーツをかけるハンガーは、スーツのシルエットが決まる肩に十分な厚みがあるハンガーを使用するのが良いでしょう。厚みのないハンガーでは、シルエットが崩れ、シワの原因にも繋がります。



スーツの収納場所で気を付けたいこと
スーツの収納場所は、基本的にはクローゼットになりますが、このクローゼットの中に湿気をためないのが重要。スーツは一度着用すると知らず知らずのうちに汗が染みこんでしまいます。なので、スーツをクローゼットに収納する前には、風通しの良い部屋に半日ほど陰干しをして水分を飛ばすと良いでしょう。


季節別で見るスーツ生地の保管方法
スーツの収納に伴い大切なのが、素材(生地)になります。特に、季節素材、リネン・カシミヤ・シルクなど、保管方法には気を付けておきましょう。
<リネン(春夏)のスーツ生地>
▼光に弱いので、黒のテーラーバック(グローバルスタイル)に入れて保管するのが効果的。また、夏場に着る素材ゆえ、汗汚れに特に注意。水洗いクリーニングが良い。誰もが1度は経験したことがあるのではないでしょうか?

<カシミヤ・シルク(秋冬)のスーツ生地>
▼水に弱いので、そもそも雨の日は着ない方が良いでしょう。濡れた時は、柔らかいタオルで水分をとることが大切になります。

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いかがでしたでしょうか?

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